@article{oai:mfri.repo.nii.ac.jp:00000078, author = {渡邉, 亮 and 中村, 誠司 and 芹澤(松山), 和世 and 芹澤, 如比古 and WATANABE, Ryo and NAKAMURA, Seiji and MATSUYAMA-SERISAWA, Kazuyo and SERISAWA, Yukihiko}, journal = {富士山研究, Mount Fuji Research}, month = {Feb}, note = {山梨県の水田域に生育する水生植物の種組成を明らかにし、各種の優占度を評価することを目的に、2017年7〜8月に160定点を設定して水草・大型藻類の採集調査を行った。各種の出現定点数、概略的な確認頻度(CR)、コドラートを用いた被度、全長、頻度を求めた。これら5項目から積算優占度SDR5を算出し、それぞれの項目間の相関関係をスピアマンの順位相関により比較した。  その結果、山梨県の水田域から水草34種(抽水植物16種、浮葉植物2種、浮遊植物5種、沈水植物11種)、大型藻14種(車軸藻類2種、その他大型藻12種)の計48種を確認することができた。このうち、前回の調査で確認されなかった4種(ホシクサ、コガマ、イグサ、ヤナギモ)を確認できたものの、確認種数は前回の調査より若干少なかった。これは今回確認できなかった種の生育量が少なかっただけでなく、調査期間が前回の調査より短かったためと考えられ、長期間の調査の必要性が示唆された。SDR5値より、アオウキクサが最優占種、オモダカ、コナギ、クログワイ、アミミドロ属sp.、ウキクサが亜優占種と判断された。全種またはSDR5上位21種のSDR5値と出現定点数や平均CR値に高い相関が認められたことから、陸水域における広範囲の植生調査において優占度を簡便に評価するには今回行った概略的な確認頻度の4段階評価が優れていると考えられた。}, pages = {43--59}, title = {山梨県の水田域に生育する水草・大型藻類の優占度の評価}, volume = {13}, year = {2019}, yomi = {ワタナベ, リョウ and ナカムラ, セイジ and セリサワ, カズヨ and セリサワ, ユキヒコ} }