@article{oai:mfri.repo.nii.ac.jp:00000050, author = {村中, 康秀 and 神谷, 貴文 and 伊藤, 彰 and 大山, 康一 and 渡邊, 雅之 and 小野, 昌彦 and 丸井, 敦尚 and MURANAKA, Yasuhide and KAMITANI, Takafumi and ITO, Akira and OYAMA, Koichi and WATANABE, Masayuki and ONO, Masahiko and MARUI, Atsunao}, journal = {富士山研究, Mount Fuji Research}, month = {Sep}, note = {富士山南麓においては涵養された地下水が平野部に達していることは明らかになっているが、海底湧出地下水として湧出しているかは確認できていない。現在、筆者らのグループは駿河湾における海底湧出地下水の湧出位置の確認や採水・分析による涵養域の評価を試みている。本研究では、これら調査の基礎となる海底地形調査、海底面状況探査および地層探査を駿河湾奥部において実施した。海底地形調査を行い、駿河湾奥部における水深 500m 程度までの 2m メッシュの海底地形図を作成した結果、田子の浦港沖西側で、水深 120m ~ 140m付近で比高 30m 程度の急崖域が海岸線に平行方向に幅 3km にわたり連続して確認された。その谷部の急崖域は馬蹄形を呈し、幅は 200m 程度、傾斜角は 70 度以上であった。奥駿河湾における海底面状況調査から、富士川河口周辺では海岸線沿いの浅海部に砂やシルト等の細粒土が厚く堆積している一方で、田子の浦周辺では海岸線沿いの浅海部には粗い砂や礫が堆積していると推定される。また、調査範囲全域において海底谷の谷筋には礫が堆積しており、尾根周辺では砂やシルト等の細粒土が堆積し、尾根の斜面では部分的に露岩があると推定される。さらに部分露岩域と海底地形調査で確認された急崖域の分布はおおむね一致していた。海底地形図や海底面状況図を基に遠隔操作無人探査機を用いて海底の状況を調査したところ、田子の浦港沖西側の急崖は岩から成っていることを確認され、崖の下には角張った大きさ数 m の柱状の岩石が散在していたことから急崖は地すべりや崖の崩壊により現れたと推測される。}, pages = {23--33}, title = {駿河湾奥部(富士川河口~田子の浦)の海底地形と海底面状況}, volume = {11}, year = {2017}, yomi = {ムラナカ, ヤスヒデ and カミタニ, タカフミ and イトウ, アキラ and オオヤマ, コウイチ and ワタナベ, マサユキ and オノ, マサヒコ and マルイ, アツナオ} }