@article{oai:mfri.repo.nii.ac.jp:00000213, author = {濱, 泰一 and 小石川, 浩 and 川口, 征司 and 本郷, 哲郎 and HAMA, Yasukazu and KOISHIKAWA, Hiroshi and KAWAGUCHI, Seiji and HONGO, Tetsuro}, journal = {富士山研究, Mount Fuji Research}, month = {}, note = {富士山が世界文化遺産に登録されたのを契機に、富士山北麓地域の小中学校では、積極的に富士山に関する学習を推進していこうとし、学習内容の整理のため富士山に対する意識が調べられてきた。富士山の周囲で起こる様々な問題は社会的ジレンマの様相を含んでおり、それを念頭に学習内容を整理する必要があると考える。しかし、このような観点からの整理は行われておらず、小中学生の環境問題に対する意識も把握されてはいない。そこで本研究では、富士河口湖町の小中学校の児童・生徒に対し、悉皆的な質問紙調査を実施し、富士山の環境保全に対する意識を把握することとした。社会的ジレンマの解決には道徳性の発達が有効であると指摘されており、道徳性の発達段階を把握するために既往研究で用いられた、正義の推論や生命を大切に思う程度、あるいは道徳的行動力の程度を質問の基準として用いた。その結果、富士山の環境保全に関する意識は全般的に高いが、道徳的行動力を基準とした質問では明らかに得点が低くなっていることが明らかになった。また資源・エネルギーに対する意識、「自分も環境問題の解決に対し影響のあることができる」といった認識、環境問題の対話の経験が、富士山の環境保全に関する意識に対して影響が強いことが明らかになった。}, pages = {9--21}, title = {富士山の環境保全に対する小中学生の意識と富士山学習の検討}, volume = {9}, year = {2016}, yomi = {ハマ, ヤスカズ and コイシカワ, ヒロシ and カワグチ, セイジ and ホンゴウ, テツロウ} }