@article{oai:mfri.repo.nii.ac.jp:00000202, author = {岡久, 雄二 and 大久保, 香苗 and 高木, 憲太郎 and 森元, 元 and OKAHISA, Yuji and OKUBO, Kanae and TAKAGI, Kentaro and MORIMOTO, Gen}, journal = {富士山研究, Mount Fuji Research}, month = {}, note = {噴火は激しい自然攪乱であるため、数百年の後にも間接的に生態系に影響を与えている可能性がある。過去の噴火が現在の生態系に及ぼす影響を検討するために、富士山の青木ヶ原溶岩流上と周辺の焼間とで繁殖鳥類相と無脊椎動物の個体数を比較した。全体として無脊椎動物は焼間で多かったが、クモ類のみは溶岩流上に多い傾向が認められた。さらに、溶岩流上のみで繁殖が観察された鳥類は全種がクモ類を採餌する種であった。また、地上営巣性の鳥類は焼間のみで繁殖が確認され、地表面の攪乱によって営巣環境を制限されていると考えられた。これらの結果は、過去の噴火が餌資源と営巣環境という二つの面で現在の繁殖鳥類相に影響することを示唆する。}, pages = {1--6}, title = {焼間と青木ヶ原溶岩流上の繁殖鳥類相の比較}, volume = {8}, year = {2014}, yomi = {オカヒサ, ユウジ and オオクボ, カナエ and タカギ, ケンタロウ and モリモト, ゲン} }